『バトルボーン』の新たなヒーロー:宇宙のプロレスラーとマッドサイエンティスト

3/3/16

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3/3/16

クリースとエル ドラゴン。この2人は何から何まで正反対だ。なにせ一方は宙を漂う安楽椅子に座った頭に「マッド」がつく天才科学者、もう一方は機械じかけの義肢で敵を引き裂く宇宙のプロレスラーなのだから。だが、『バトルボーン』のヒーローであるこの2人には、1つだけ共通項がある。それはどちらも戦うのに LLC の技術を用いているという点だ。

最後の星を守るこの新たな勇者たちについてもう少し明らかにするため、我々が入手した LLC の内部文書を公開しよう...

 

クリース

つむじ曲がりのクリースは、ミニオン ロボット社の元重役だ。よほどのことでないかぎり、自分の手を汚すことを(それどころか椅子から立ち上がることすら)時間の無駄として毛嫌いしている。そんな彼だからこそ、どうしても戦わなけれならない時に備え、超高級戦闘家具とでも言うべきバトル チェアを設計したというわけだ。

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--== LLC 技術設計特許部
--== 特許設計課

宛先:ガナー クリース殿

RE:バトル チェア MK.1

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いつも大変お世話になっております。LLC 技術設計特許部でございます。さっそくでございますが、バトル チェア Mk.1 プロジェクトに関する作業上のご要望を一言一句そのままにまとめた書類を添付いたしましたので、何卒ご確認のほどを宜しくお願い致します。

推進機構:「車輪は論外。ビュンビュン飛ぶのも御免こうむる。このバトル チェアは空中を優雅に滑るように移動しなければならん。いいか、優雅に、滑るように、だぞ。バトル チェアでの移動中に飲み物がちょっとでもこぼれたら、路頭に迷わせてやるから心するがいい。」

リスト キャノンならびにショック テーザー:「このバトル チェアには、最新技術を搭載せねばいかん。特に重要なのは、敵のシールドをさくさく削るショック テーザーじゃ。手首に搭載したキャノンと組み合わせれば、きっとご機嫌な結果を得られるじゃろう。ボンクラどものひきつった顔が目に浮かぶわい。愉快愉快。」

エネルギー リフト:「泡を食った時、もとい、危急存亡の時に備えての非常用高速展開シールド システムじゃ。このエネルギー リフトは、シールドを回復させるだけでなく、通過する敵にダメージを負わせるものでなければいかん。もちろん搭載可能なジェネレーターの限界については承知しとるから、そうじゃな、同時に3つも展開できれば上々じゃろう。」

エネルギー キャノン:「ミニオン ロボット社のセントリー型ドローンに装備させとる標準仕様のエネルギー キャノンで構わん。予算をケチるとすれば、ここじゃろう。ま、砲弾6発を一斉に発射して敵とシールドにダメージを負わせられるんじゃから文句はないわい。なんといっても、システムのエネルギーの大半は、ブラック ホール発生装置に割り振らんとならんのだしな。」

ブラック ホール:「プラズマイト融合ジェネレーターを転用して、超小型のブラック ホールを作り出すんじゃ。敵が重力の底なし沼に引きずり込まれ、押しつぶされていくのを見物できるかと思うとワクワクするわい... はて、ふと思ったんじゃが、ワシまでペシャンコになってしまうなんてことはないのかの?」

追加オプション

ハレスブラ革の背もたれ:「背もたれは何が何でもリッチでゴージャスなハレスブラの革でなければいかん。あの感触は何物にも代えられん。このバトル チェアは、ワシを包んでくれるような坐り心地でなければいかんのじゃ。これだけは絶対に譲れんぞ。」

カップホルダー × 2:「大きめのハイボールのグラスが入るやつを、左右の肘かけに1つずつじゃ。」

足乗せ:「ハレスブラ革で頼む。スリッパ付きなら文句なしじゃ。」

締めても苦しくないシートベルト:「これもハレスブラ革じゃぞ。マジでこれは大切なことなんじゃ。革をケチりおったらブラック ホール発生装置のスイッチを入れたままバトル チェアを送り返してくれるから、そのつもりでおれよ。」

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エル ドラゴン

次は暴走 AI との大一番で両腕をもぎ取られた元銀河のチャンピオン、エル ドラゴンを紹介しよう。「もぎ取られた」というのは比喩ではない。ホロ チャンピオンシップのタイトル マッチで、彼は文字どおり両腕を引きちぎられ、引退に追い込まれたのだ。だが、治療を受け、機械じかけの新しい腕を手に入れた今、彼は以前にも増して危険な存在となっている。

 

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--== LLC 緊急医療サービス部
--== 肉体強化設計課


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エル ドラゴン様

ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。LLC 緊急医療サービス設計部でございます。

このようなお便りでは定型の書式を用いるのが通例でございますが、実は小生、エル ドラゴン様の熱烈なファンでございます。貴方様ほどのレスラーはおられないと今も信じております。さて、先日移植手術を行いました貴方様の新しい腕に関し、簡単に説明させていただきますので、どうぞご一読ください。この両腕は戦闘の用に供することが可能となっており、貴方様に挑もうなどと考える暴走 AI どもを粉砕するの役立つものと存じます。

「クールアス」ロボット アーム×2:モデル M-RBX は敵の頭部を連打するのに最適です。この素敵な義手を打ち合わせれば、どんな敵もピヨること請け合い。相手にとっては忘れられない敗戦となることでしょう。

モデルM-RBX アームは得意技の威力を増幅します。小生はホロアリーナで行われた貴方様の試合をすべて観てまいりましたが、きっとお気に召していただけるものと存じます。

クローズライン:エル ドラゴン様の十八番であるクローズラインですが、その威力は以前より大幅アップ。大きく広げた2本のロボット アームによるぶちかましは、破壊力抜群でございます。

ドラゴン スプラッシュ:エル ドラゴン様の代名詞である宙高く跳んでのボディプレスですが、以前の華麗さはそのままに、新しい腕を使って落下前に向きを変えることが可能となっております。

エン フエゴ:エン フエゴの迫力は以前よりさらにアップ。紅蓮の炎が敵を焼き焦がします。新しい腕が炎をまとった時の偉容をどうぞご想像ください!

CWF チャンピオン ベルト:最後の試合でボロボロになってしまったチャンピオン ベルトですが、どうにか回収できました。たしかにエル ドラゴン様は王座を追われてしまいましたが、このベルトの持ち主は貴方様以外にありえません! これを巻き、チャンピオンだった頃のご自分を思い出してください。王者の風格は、一撃の威力にも現れることでしょう。

アンディスピューテッド チャンプ:治療中は何かとご不安と存じますが、どうぞご安心ください。ロボットアームで敵を倒すたびに、貴方様の力は増していきます。戦い続けるのです! そうすれば、遠からず再び栄冠を手にできるに違いありません!

なお、治療費につきましては、合計金額が確定次第、掛金請求部の方からご連絡させていただきますので、宜しくお願い致します。(それはそうと、サインをお願いできませんか?!)

熱烈なエル ドラゴン様のファンより

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